松川公園
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松川公園(まつかわこうえん)は、富山県富山市を流れるかつての神通川の名残りの川、松川の周辺に設けられた公園。
概要
[編集]松川の両岸には約450本のソメイヨシノが植えられ、満開の桜のトンネルの下を遊覧船が行き交う風景は風情があり、日本さくら名所100選に選定されている。4月上旬には、全日本チンドンコンクールが開催される。28点の富山県関係の作家による彫刻も設置されている。川沿いには、富山県庁、富山市役所、富山県警察本部、電気ビルなどが建つ。
歴史
[編集]1934年7月、風雅会の35周年記念として、松川の堤に桜樹を植え、千歳桜の碑を建てた[2]。
その後、富山大空襲により桜樹が焼失したが、1950年頃から隣接する磯部堤と共に市民の手により再び植えられ、現在に至っている[3]。
当初は1947年1月27日に都市計画が決定され、1956年10月15日に開設された。1969年5月20日には正式に都市計画が決定された[1]。
1981年度から3ヶ年継続事業として彫刻公園の整備が実施されることになり、1982年3月23日に最初の彫刻像の除幕式が挙行され[4]、1983年7月21日に桜橋から松川橋までの松川沿い1.3kmに亘る彫刻公園が完成した。総事業費は8,620万円[5]。