マディソン・キーズ
| 
 | ||||
|---|---|---|---|---|
|  マディソン・キーズ | ||||
| 基本情報 | ||||
| 国籍 |  アメリカ合衆国 | |||
| 出身地 | 同・イリノイ州ロックアイランド | |||
| 居住地 | 同・フロリダ州ボカラトン | |||
| 生年月日 | 1995年2月17日(30歳) | |||
| 身長 | 178cm | |||
| 体重 | 66kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| デビュー年 | 2009年 | |||
| 生涯獲得賞金 | 21,227,692 アメリカ合衆国ドル | |||
| ツアー経歴・シングルス | ||||
| ツアー通算 | 10勝 | |||
| 自己最高ランキング | 5位(2025年2月24日) | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪 | 優勝(2025) | |||
| 全仏 | ベスト4(2018) | |||
| ウィンブルドン | ベスト8(2015・23) | |||
| 全米 | 準優勝(2017) | |||
| 優勝回数 | 1(豪1) | |||
| ツアー経歴・ダブルス | ||||
| ツアー通算 | 0勝 | |||
| 自己最高ランキング | 56位(2022年10月24日) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪 | 3回戦(2014) | |||
| 全仏 | ベスト4(2022) | |||
| ウィンブルドン | 2回戦(2014) | |||
| 全米 | 2回戦(2012) | |||
| 4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
| 全米 | 1回戦(2025) | |||
| 国別対抗戦最高成績 | ||||
| BJK杯 | 準優勝(2018) | |||
| 2025年8月21日現在 | ||||
マディソン・キーズ(Madison Keys, 1995年2月17日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州ロックアイランド出身の女子プロテニス選手。2025年の全豪オープン女子シングルスの優勝者である。WTAランキング自己最高位はシングルス5位、ダブルス56位。これまでにWTAツアーでシングルス10勝を挙げている。身長178cm、体重66kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
来歴
[編集]4歳からテニスを始める。2009年にプロに転向。
2009年4月のMPSグループ選手権で主催者推薦でWTA大会に初出場した[1]。1回戦でアーラ・クドゥリャフツェワを 7-5, 6-4 で破り14歳にして初勝利を挙げた。2回戦で当時10位のナディア・ペトロワに 3-6, 2-6 で敗れた。
4大大会は2011年全米オープンに主催者推薦で初出場。1回戦でジル・クレイバスを 6-2, 6-4 で破り4大大会の初勝利を挙げた。2回戦で第27シードのルーシー・サファロバに 6-3, 5-7, 4-6 で敗れた。
2013年全豪オープンでは2回戦で第30シードのタミラ・パシェクを 6-2, 6-1 で破り初めて3回戦に進出した。3回戦では第5シードのアンゲリク・ケルバーに 2-6, 5-7 で敗れた。5月のムチュア・マドリード・オープンではラッキールーザーとしての出場であったが、1回戦で李娜を 6-3, 6-2 で破りトップ10プレイヤーに初めて勝利した。
2014年6月のエイゴン国際で初の決勝に進出した。決勝ではアンゲリク・ケルバーを 6–3, 3–6, 7–5 で破り19歳でツアー初優勝を果たした[2]。
2015年全豪オープンではノーシードから3回戦でペトラ・クビトバを 6-4, 7-5 、準々決勝ではビーナス・ウィリアムズを 6-3, 4-6, 6-4 で破りベスト4に進出した。準決勝ではセリーナ・ウィリアムズに 6-7 (5) 2-6 で敗れた[3]。
2016年6月のエイゴン・クラシックでツアー2勝目を挙げ、6月20日付のランキングで10位となり初のトップ10入りを果たした。2016年8月のリオ五輪で初めてのオリンピックに出場した。準決勝でドイツのアンゲリク・ケルバーに 3-6, 5-7 で敗れた後の3位決定戦でチェコのペトラ・クビトバに 5-7, 6-2, 2-6 で敗れメダルを逃した。
2017年全米オープンで4大大会シングルス初の決勝に進出した。決勝ではアメリカ対決となったスローン・スティーブンスに 3-6, 1-6 で完敗し準優勝者となった。
2018年はツアーの決勝進出はなかったが、4大大会では全豪オープンでベスト8、全仏オープンと2018年全米オープンでベスト4と安定した成績を残している。
WTAツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 15回 (10勝5敗)
[編集]| 大会グレード | |
|---|---|
| 2020年以前 | 2021年以後 | 
| グランドスラム (1–1) | |
| WTAファイナルズ (0–0) | |
| プレミア・マンダトリー (0–0) | WTA1000 (0–0) | 
| プレミア5 (1–2) | |
| WTAエリート・トロフィー (0–0) | |
| プレミア (4–2) | WTA500 (3–0) | 
| インターナショナル (0–0) | WTA250 (1–0) | 
| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2014年6月21日 |  イーストボーン | 芝 |  アンゲリク・ケルバー | 6-3, 3-6, 7-5 | 
| 準優勝 | 1. | 2015年4月12日 |  チャールストン | クレー |  アンゲリク・ケルバー | 2-6, 6-4, 5-7 | 
| 準優勝 | 2. | 2016年5月15日 |  ローマ | クレー |  セリーナ・ウィリアムズ | 6-7(5-7), 3-6 | 
| 優勝 | 2. | 2016年6月19日 |  バーミンガム | 芝 |  バルボラ・ストリコバ | 6-3, 6-4 | 
| 準優勝 | 3. | 2016年7月31日 |  モントリオール | ハード |  シモナ・ハレプ | 6-7(2-7), 3-6 | 
| 優勝 | 3. | 2017年8月6日 |  スタンフォード | ハード |  ココ・バンダウェイ | 7-6(7-4), 6-4 | 
| 準優勝 | 4. | 2017年9月9日 |  全米オープン | ハード |  スローン・スティーブンス | 3-6, 0-6 | 
| 優勝 | 4. | 2019年4月4日 |  チャールストン | クレー |  キャロライン・ウォズニアッキ | 7-6(7-5), 6-3 | 
| 優勝 | 5. | 2019年8月18日 |  シンシナティ | ハード |  スベトラーナ・クズネツォワ | 7-5, 7-6(7-5) | 
| 準優勝 | 5. | 2020年1月12日 |  ブリスベン | ハード |  カロリナ・プリスコバ | 4-6, 6-4, 5-7 | 
| 優勝 | 6. | 2022年1月15日 |  アデレード2 | ハード |  アリソン・リスク | 6-1, 6-2 | 
| 優勝 | 7. | 2023年7月1日 |  イーストボーン | 芝 |  ダリア・カサトキナ | 6-2, 7-6(15-13) | 
| 優勝 | 8. | 2024年5月25日 |  ストラスブール | クレー |  ダニエル・コリンズ | 6-1, 6-2 | 
| 優勝 | 9. | 2025年1月11日 |  アデレード | ハード |  ジェシカ・ペグラ | 6-3, 4-6, 6-1 | 
| 優勝 | 10. | 2025年1月25日 |  全豪オープン | ハード |  アリーナ・サバレンカ | 6-3, 2-6, 7-5 | 
4大大会シングルス成績
[編集]- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH | 
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
| 大会 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 通算成績 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全豪オープン | A | A | 1R | 3R | 2R | SF | 4R | A | QF | 4R | 3R | A | SF | 3R | A | W | 34–10 | 
| 全仏オープン | A | A | A | 2R | 1R | 3R | 4R | 2R | SF | QF | 1R | 3R | 4R | 2R | 3R | QF | 28–13 | 
| ウィンブルドン | A | LQ | LQ | 3R | 3R | QF | 4R | 2R | 3R | 2R | NH | 4R | A | QF | 4R | 3R | 27–11 | 
| 全米オープン | LQ | 2R | LQ | 1R | 2R | 4R | 4R | F | SF | 4R | 3R | 1R | 3R | SF | 3R | 1R | 33–14 | 
脚注
[編集]- ^ “アメリカ期待の14歳がツアーデビュー◇MPSグループ選手権”. tennis365.net. (2009年4月3日)
- ^ “19歳のキーズがツアー初優勝、エイゴン国際”. AFPBB News. (2014年6月22日)
- ^ “2015.01.30 女王セレナがキーズの快進撃を止めて決勝へ 全豪オープン”. THE TENNIS DAILY. (2015年1月30日)
 
	

