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たつの市民病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
御津病院から転送)
たつの市民病院
情報
正式名称 地方独立行政法人たつの市民病院機構たつの市民病院
英語名称 Tatsuno City Hospital
前身 公立御津病院
標榜診療科 内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、外科、脳神経外科、整形外科、麻酔科、リハビリテーション科、眼科、精神科、老年精神科、歯科、皮膚科,形成外科、泌尿器科
許可病床数 120床
一般病床:120床
開設者 地方独立行政法人たつの市民病院機構
開設年月日 1952年昭和27年)4月
所在地
671-1311
兵庫県たつの市御津町中島1666番地1[1]
位置 北緯34度47分21.3秒 東経134度33分58秒 / 北緯34.789250度 東経134.56611度 / 34.789250; 134.56611座標: 北緯34度47分21.3秒 東経134度33分58秒 / 北緯34.789250度 東経134.56611度 / 34.789250; 134.56611
二次医療圏 西播磨
PJ 医療機関
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たつの市民病院(たつのしみんびょういん)は、兵庫県たつの市にある医療機関。たつの市が設置する地方独立行政法人たつの市民病院機構が運営する病院である[2]

沿革

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病院の立地する中島地区はもとは官有林であったが、1940年代に網干余部(現・姫路市)に進出した東芝は2町4村にわたる広大な用地買収を行い、1943年11月には病院敷地の買収を行っている[3]。戦後東芝が過度経済力集中排除法の適用を受け網干工場が西芝電機として独立すると、網干工場に属していた東芝病院は存続が難しくなり[4]、1952年4月に御津町が東芝病院を買収し、公立御津病院として開院する。東芝病院をそのまま引き継いだため当初より総合病院として出発していて、地域の医療を牽引していくことになる[5]。病院南側には1958年に御津町・揖保川町一部事務組合(1966年に太子町も参加)による揖南伝染病院が設置された[6]

その後、2005年10月に市町村合併により、たつの市立御津病院に2012年8月に、たつの市民病院に改称する。2020年4月に地方独立行政法人たつの市民病院機構に運営形態を変更した[2][7]

  • 1952年4月 - 御津町が東芝病院を買収し、公立御津病院として開院。
  • 1983年10月 - 本館を新築。
  • 2005年10月 - 市町村合併により運営主体がたつの市となり、たつの市立御津病院に名称変更。
  • 2012年
    • 8月 - たつの市民病院に名称変更。
    • 11月 - 病院新築工事が竣工。
  • 2015年7月1日 - 回復期リハビリテーション病棟開設。
  • 2016年3月1日 - 訪問看護ステーション「れんげ」開設。
  • 2020年4月 - 地方独立行政法人たつの市民病院機構に運営形態を変更[2][7]

診療科

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  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 消化器内科
  • 循環器内科
  • 糖尿病内科
  • 外科
  • 脳神経外科
  • 整形外科
  • 麻酔科
  • リハビリテーション科
  • 眼科
  • 精神科
  • 老年精神科
  • 歯科
  • 皮膚科
  • 形成外科
  • 泌尿器科

出典[7]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ たつの市民病院 施設情報”. たつの市. 2022年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c 地方独立行政法人たつの市民病院機構”. たつの市 (2020年4月1日). 2022年11月21日閲覧。
  3. ^ 「御津町史」第2巻 p.414
  4. ^ 「御津町史」第2巻 p.451
  5. ^ 「御津町史」第2巻 p.454-455
  6. ^ 「揖保川町史」第2巻 p.436-437
  7. ^ a b c たつの市民病院 概要”. たつの市民病院. 2022年11月21日閲覧。

参考文献

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  • 御津町史編集専門部委員会編集「御津町史」第2巻 平成15年3月31日発行
  • 揖保川町史編纂専門委員会編纂「揖保川町史」第2巻本文編2 平成16年9月30日発行

関連項目

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外部リンク

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