コンテンツにスキップ

Active Template Library

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Fryed-peach (会話 | 投稿記録) による 2006年11月23日 (木) 06:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Active Template Library (ATL)は、COMプログラミングのためのテンプレートベースのC++クラスが集まったライブラリである。COMオブジェクトや、OLEオートメーションサーバ、ActiveXコントロールなどを簡単に作ることができる。また、ATLはStandard Template Library (STL)のように構造がパターン化されている。

同様の目的にはMFCも利用できるが、MFCでは巨大なランタイムライブラリが必要になる。一方ATLではランタイムライブラリを使わないようにすることもでき、MFCに対する軽量の代替物と見なすこともできる。

また、ATLにはWindows APIのラッパーとして利用できるクラスもあり、WTLと併せて通常のWindows用のアプリケーションソフトウェア作成にも用いることができる。

関連項目