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エフエム九州

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エフエム九州
FM Kyushu Co., Ltd.
放送対象地域 福岡県
系列 JFL
略称 CROSS FM
愛称 CROSS FM
コールサイン JORV-FM
開局日 1993年9月1日
本社 802-8570
福岡県北九州市小倉北区古船場町9番11号
演奏所
  • 本社(北九州市)
    天神きらめき通りスタジオ(福岡市)
  • 親局 / 出力 福岡 78.7MHz / 3kW
    主な中継局 中継局を参照
    公式サイト http://www.crossfm.co.jp/
    テンプレートを表示

    株式会社エフエム九州(エフエムきゅうしゅう)は、福岡県北九州市小倉北区に本社を置き、福岡県を放送対象地域とするFMラジオ放送局。愛称CROSS FM(クロスエフエム)。コールサインはJORV-FM。

    JAPAN FM LEAGUEの加盟局であり、ネットワークとしては4番目に開局した。

    西日本新聞社の関連企業であるが、開局当初は朝日新聞社九州朝日放送(KBC)が支援していた。現在天神きらめき通りスタジオと別場所にある福岡支社が入っているビルは、KBCが福岡市に移転した頃に長浜に移るまで使っていたビルで、現在でも朝日新聞と関係がある沖縄タイムスや系列放送局の福岡支社が入っている。

    概要

    • 2005年11月までのタイムテーブルに掲載されていたキャッチコピーは「KYUSHU'S No.1 MUSIC STATION!!」。過去には「PACIFIC POWER STATION」というキャッチコピーも使用された。
    • 福岡市と北九州市という2つの政令指定都市を抱える県内事情を考慮し、北九州本社のほか、福岡の繁華街・天神にもサテライトスタジオ天神きらめき通りスタジオ」を置いている(#現在の主な番組も参照)。また、北九州の本社スタジオも市内の「浅香通り」に面していることから造りとしてはサテライトスタジオのようになっている。
    • 主調整室は福岡市向けと北九州市向けで別のCMが流せるように考慮されているが、今のところそのようなCMの流し方はしていない。
    • 午前5:00を起点に24時間放送(月曜未明1:00~5:00のメンテナンスタイムを除く)。
    • 地上波FMラジオ放送のほか、USENの衛星放送サウンドプラネットCG-35chを介し全国で聴取可能である。ただし、CMの間はすべてBGMに差し替えられている。また日曜18:00からの「TRD DRIVER'S MEETING」に関しては同システムで放送されているFm yokohamaとの兼ね合いからか別番組に差し替えられている。
    • 熊本県阿蘇郡小国町コミュニティFM局「エフエム小国(グリーンポケット)」で一部番組の再送信が行われている(地理的に久留米局を直接受信しているようである)。
    • 開局時からDJをナビゲーター(これはJFL系列局のZIP-FMも同じ)と呼んでいる。
    • 西日本新聞社が発行するフリーマガジンBNT」のうち5ページをタイムテーブルとしており、県内の主要スポットやCDショップなどで配布されている。紙面は番組表、番組情報、ライブ・番組内先行予約情報で占められている。もともとは独自でタイムテーブルを発行していたが、2005年11月からこの形式を採用。
    • 公式メールマガジンCROSS PRESS」があり、CROSS FMのホームページで購読登録できる。
    • CROSS FMは愛称だが、ナビゲーター・リスナーともにそう呼んでいるため、広く定着されており、正式名称であるエフエム九州を答えられる人は多くないと思われる。そのためか、新聞のラジオ番組欄にもCROSS FMとして載っている。ただ、同じネットワークに加盟するJ-WAVEFM802、ZIP-FMのように社名変更はしていない。
    • ポッドキャスティングを2006年4月から始めている(インターネットラジオは以前にも公開したことがある。)。
    • 開局当初から経営は苦しく、決算が黒字となっても続いたことがない状態である。資本金は当初10億円あったが、その後赤字削減のため経費削減を補う形で大幅に取り崩し、現在は1億円である。
    • 1995年におタコ・プー(現・おたこぷー)が「HYPER SUNDAY」のナビゲーターを担当して以降、JFL系列局では珍しく福岡吉本芸人枠が存在し、鶴屋華丸(現・博多華丸)が平日午後の帯番組「SHAKE HIP GROOVIN'」を担当したり、おタコの後任としてパタパタママが2005年3月までHYPER SUNDAY→CROSS SUPER SUNDAYを担当していたが、現在芸人枠はなくなっている。
    • FM802やZIP-FMにみられる「一部楽曲の規制」はほとんど行われておらず、時間帯にもよるがJ-POPクラシックス(1980年代以降がメイン)やアイドル楽曲、また演歌(放送内で話題になった時に説明の意味で流す程度ではあるが)などもオンエアされ、かなりバラエティに富んだ選曲が行われている。

    周波数・送信出力

    送信所

    • 福岡本局 - 周波数78.7MHz、出力3kW(送信所:福岡市早良区百道浜2-3-26 福岡タワー
    • 北九州局 - 周波数77.0MHz、出力250W(送信所:北九州市八幡東区尾倉字西河内国有林 皿倉山
    ※北九州局は法令上は中継局扱い

    中継局

    放送対象地域は福岡県だが、佐賀県山口県大分県長崎県熊本県愛媛県の一部を除く地域にも電波が届いており、こちらの方でもリスナーが多い。

    県外受信

    歴史

    本社・支社等

    本社及びスタジオ
    福岡支社
    東京支社
    天神きらめき通りスタジオ

    時報

    • タイムテーブルに記載されているTIME SIGNALの時間は、15秒前から音楽に乗せて周波数、コールサインスポンサーのいづれかと「After the tone,it is ~o'clock」のアナウンスが入り、時報音で正時を知らせる。
    例)Good morning Kyusyu, This is CROSS FM. After the toon, it is 6 o'clock.(平日午前6時)
      ○○が7時をお知らせします。After the toon, it is 7 o'clock.(平日午後7時)
    • 平日と土日ではバックの音楽が異なる。開局から暫くは全日において同じ音楽であったが、それは平日のみとなり、土日用に別の新しい音楽が導入された。
    • タイムテーブルに記載されているTIME SIGNALの時間以外で、番組の区切れとなる正時には、時報音のみ流れる。

    DRIVE&WEATHER、HEAD LINE NEWS、SPORTS LINE

    • それぞれ、「It's CROSS FM, DRIVE&WEATHER」「CROSS FM, HEAD LINE NEWS」「CROSS FM, SPORTS LINE」のジングルの後、北九州スタジオからアナウンサーが交通情報天気予報ニュース、スポーツの結果を伝える。
    • 基本的にナビゲーターとアナウンサーの絡みはない(例外:CROSS SATURDAY MORNING)。ただ、以前は「北野CLUB」などで随分絡みがあった。
    • 放送時刻はタイムテーブルやホームページの番組表に掲載されている。特にDRIVE&WEATHERは多いときで1時間に3回流れることもある。
    • DRIVE&WEATHERは以前、「WEATHER INFORMATION」と「TRAFFIC INFORMATION」という形で別々に放送されていて、WEATHERは北九州スタジオから、TRAFFICは日本道路交通情報センター(福岡センター)からの中継で放送されていた。
    • スポンサーコールは以前は英語で別録されたものが使われていたが(かつては全クレジットを北野順一が読み上げていた)、今はキャスターが日本語で生で入れている。

    1 DAY JACK

    1アーティストがCROSS FMの生番組全て(やぎラッチョー!を除く場合あり)にゲスト出演し、そのアーティストをCROSS BRAKIN'OUTで特集する企画。1日中出演アーティストの曲を集中的にオンエアする。基本的に平日行われる。

    現在の番組

    (番組タイトル前に☆のつく番組は天神きらめき通りスタジオからの放送)

    月曜~金曜

    土曜

    日曜

    • FREE SPILIT(月曜5:00~6:00、月曜~木曜27:00~翌6:00、金曜28:00~翌7:00、日曜5:00~7:00)

    期間限定企画

    過去の主な番組

    他多数

    現在の主なナビゲーター

    その他

    アーティストナビゲーター

    過去の主なナビゲーター

    アーティストナビゲーター

    CROSS FM制作番組

    他のJFL各局制作番組

    関連項目

    • Power Of Music - JFLで毎年9月に実施されるキャンペーン企画

    外部リンク