SCRAP
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 略称 | SCRAP |
| 本社所在地 |
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目20-4代々木小佐野ビル |
| 設立 | 2008年(平成20年)6月2日 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 8130001032006 |
| 事業内容 | イベント企画・運営、フリーペーパー発行、広告制作、音楽製作 |
| 代表者 | 加藤隆生(代表取締役社長) |
| 資本金 | 300万円 |
| 従業員数 |
25人 (2016年1月期) |
| 主要子会社 | (株)ヒミツキチオブスクラップ |
| 外部リンク | www.scrapmagazine.com |
株式会社SCRAP(SCRAP Entertainment Inc.)は、リアル脱出ゲームを中心としたイベントの企画・運営などを行う日本の企業。本社は東京都渋谷区にある。「リアル脱出ゲーム」の登録商標を所有している。
同名のフリーペーパーを発行していたが、2012年(平成24年)2月に発行された44号を最後に休止している。
概歴
- 2004年7月、京都府京都市を中心に、フリーペーパー SCRAP 第1号を発行。
- 2007年7月、京都市で「謎解きの宴」開催。「リアル脱出ゲーム」の第一弾イベントとなる[注 1]。
- 2008年6月、フリーペーパー SCRAP 第23号の特集「株式会社のつくりかた。」に伴い、株式会社SCRAPが設立される。代表・編集長の加藤隆生[注 2]によると、取引先であるNHKから取引金額の関係で法人化の相談があったのがきっかけである[1]。
- 2012年6月、子会社ヒミツキチオブスクラップ設立。(2014年1月に親会社合併に伴い会社解散)
- 2014年1月、本社を東京都渋谷区に移転。
- 2015年1月、大阪支社設立。
主な事業
イベント企画・運営
リアル脱出ゲームを中心とした各種謎解きイベントを企画・制作する。2007年6月に発行されたフリーペーパーSCRAP第18号の特集に伴い、同年7月に京都市でリアル脱出ゲームの第一弾となる「謎解きの宴」が開催された。その後、東京ドームや富士急ハイランドなど、規模の大きいものも開催している。
リアル脱出ゲームTVシリーズでは「鬼才クイズ作成集団」として紹介されている[注 3]。
この他、企業研修や新卒採用イベントなどの企画・運営、結婚式の余興といった様々なイベントを手がけている。
店舗運営
常設型の謎解きイベント(リアル脱出ゲーム)の開催やイベントスペースの貸出やオリジナルグッズの販売など。2012年6月に子会社ヒミツキチオブスクラップが設立され、業務が移管された。
- 店舗一覧
以下の常設型リアル脱出スペース及びルームがある(2016年5月現在・アジトオブスクラップ福岡・天神は同年8月オープン予定)。また、後楽園ヒミツキチオブスクラップと道玄坂ヒミツキチラボと原宿ヒミツキチオブスクラップと名古屋ヒミツキチオブスクラップと大阪ヒミツキチオブスクラップではイベントスペースとしてのレンタルも行なっている[2]。2013年10月にタイトーとの常設タイアップ型店舗を横浜に1号店をオープン後、博多・仙台(2015年11月に期間限定へ降格)・静岡・浜松・神戸にも出店の他小田原・宇都宮・福山・柏にて期間限定で出店している。また、東京ミステリーサーカス1階にSCRAP GOODS SHOP TOKYO SHINJUKU(2017年12月19日オープン予定)・下北沢ナゾビル1階にSCRAP GOODS SHOP TOKYO(2017年12月19日にSCRAP GOODS SHOP TOKYO SHIMOKITAZAWAに変更)・ナゾコンプレックス名古屋エントランスロビーにSCRAP GOODS SHOP NAGOYA・大阪ナゾビル1階にSCRAP GOODS SHOP OSAKA、アマゾンマーケットプレイスにSCRAP GOODS SHOP ON LINEがあり(かつてのSCRAP GOODS SHOP TOKYOは渋谷ナゾビル1階にあった)、オリジナルグッズ・イベント関連グッズやボードゲーム・パズル類の販売を行っている。詳細はリアル脱出ゲームの公式サイトを参照。
- 大規模店舗(リアル脱出スペース)
- 後楽園ヒミツキチオブスクラップ
- 道玄坂ヒミツキチラボ
- 原宿ヒミツキチオブスクラップ
- 東京ミステリーサーカス(2017年12月19日オープン予定)
- 名古屋ヒミツキチオブスクラップ(ナゾコンプレックス名古屋のメインスペース)
- 大阪ヒミツキチオブスクラップ
- 小規模店舗(リアル脱出ルーム)
- アジトオブスクラップ 札幌・すすきの
- アジトオブスクラップ 札幌・大通
- アジトオブスクラップ 仙台
- アジトオブスクラップ つくば
- アジトオブスクラップ 宇都宮
- アジトオブスクラップ 浅草
- アジトオブスクラップ 渋谷ナゾビル
- アジトオブスクラップ 東新宿・GUNKAN
- アジトオブスクラップ 池袋
- アジトオブスクラップ 下北沢ナゾビル
- アジトオブスクラップ 横浜
- アジトオブスクラップ 名古屋・大須
- アジトオブスクラップ 名古屋・矢場町(ナゾコンプレックス名古屋のルームスタイル)
- アジトオブスクラップ 京都
- アジトオブスクラップ 心斎橋OPA
- アジトオブスクラップ 心斎橋OPAきれい館
- アジトオブスクラップ 大阪ナゾビル
- アジトオブスクラップ 岡山
- アジトオブスクラップ 福岡・博多
- アジトオブスクラップ 福岡・中州
- アジトオブスクラップ 福岡・天神
- アジトオブスクラップ 鹿児島
- アジトオブスクラップ 沖縄
- アジトオブスクラップ 北京
- アジトオブスクラップ 上海
- アジトオブスクラップ 台北
- アジトオブスクラップ サンフランシスコ
- アジトオブスクラップ サンノゼ
- アジトオブスクラップ トロント
- アジトオブスクラップ ニューヨーク(近日オープン予定)
- アジトオブスクラップ バルセロナ(近日オープン予定)
- タイアップ型店舗(リアル脱出ゲームセンター)
- リアル脱出ゲームセンター 仙台名掛丁店
- リアル脱出ゲームセンター 仙台ベガロポリス店
- リアル脱出ゲームセンター 宇都宮ベルモール店
- リアル脱出ゲームセンター セブンモール・アリオ柏店
- リアル脱出ゲームセンター 横濱はじめて物語店
- リアル脱出ゲームセンター 小田原シティーモールクレッセ店
- リアル脱出ゲームセンター 静岡店
- リアル脱出ゲームセンター イオンモール浜松市野店
- リアル脱出ゲームセンター プルメールHAT神戸店
- リアル脱出ゲームセンター 福山店
- リアル脱出ゲームセンター キャナルシティ博多店
フリーペーパー
2004年から2012年まで、通算44号のフリーペーパーを発行してきた。現在はSCRAP EVEVT LINEUPとアジト通信を発行し、常設店舗のラックやリアル脱出ゲームの会場でアンケート用紙と一緒に配布される。
出版事業
リットーミュージックとの共同でフリーペーパーの編集ノウハウとイベントの企画・運営ノウハウを活かし、脱出ゲームブックシリーズを刊行しきたが、2017年10月現在書籍刊行子会社であるSCRAP出版を設立している。
映像事業
ビーイングとの共同でイベント企画・運営ノウハウとスマートフォンのアプリ開発ノウハウを活かし、リアル脱出ゲームDVDシリーズを発売の他、エクシングとの共同でイベント企画・運営ノウハウとスマートフォンのアプリ開発ノウハウを生かし、謎カラシリーズを通信カラオケブランドであるJOYSOUND[注 4]にて配信している。
教育事業
イベントの企画・運営ノウハウとアプリ開発ノウハウと出版事業子会社であるSCRAP出版のノウハウを活かし、民間資格である日本謎解き能力検定(通称・謎検)の実施・運営と他の資格試験運営団体とのコラボレーションで学習教材の制作を手掛けている。
婚礼演出・福利厚生事業
イベント企画・運営ノウハウを生かし、オーダーメード感覚のリアル脱出ゲームである『謎解きウェディング』『リアル脱出ゲーム研修&懇親会』として結婚式場や会社(労働組合)に出前を行っている。
通信販売
イベント関連グッズやオリジナルのグッズを販売している。
アイドルグループのプロデュース
2012年にパズルガールズをプロデュース(同社所属)しており、リアル脱出ゲームのイベントにも出演の他2012年12月に自主制作CDを発売。2014年12月に半分以上のメンバーは『ラストクエスチョン』に、残りのメンバーは『ラボガールズ』(共に同社所属)に分割の上再編した。
テレビ番組・映画への協力
2013年、テレビ番組としては単発ドラマ兼連続ドラマ『リアル脱出ゲームTV』(単発では第一弾と第二弾は深夜番組として一部地域のみ・第三弾と第四弾はゴールデンタイムとして全国ネット)、連続ドラマ『リアル脱出ゲーム密室美少女』(関東ローカルだがテレビ東京のYouTube公式アカウントにて全世界に向けて配信した)、映画としてはナゾトキネマ『マダム・マーマレードの異常な謎』(出題編と解答編を公開・DVDでは出題編と解答編を一枚のディスクに収録)[3]の制作等に協力している。
アプリの開発
スマートフォンのアプリとして一週間ゲーム「人狼村からの脱出」「マーカスと謎の幽霊屋敷」(Android版・iOS版)[4]を開発、販売(リリース)しているが2015年10月に「クロスワードRPGくまクロ」(ios版)を開発・販売(リリース)し、2016年5月に「人狼村からの脱出forauスマートパス」(Android版・auユーザー限定)を開発、KDDIからリリースし、2018年3月に「ラブライブ!サンシャイン!! 孤島の水族館からの脱出」(iOS版・Android版)を開発し、ブシロード(ブシモブランド)からリリースする予定である。
ファンクラブの運営
イープラスとの共同で公式ファンクラブである『少年探偵SCRAP団』を運営しリアル脱出ゲームの会員限定チケット先行販売や会報誌の編集・発送や会員限定のオンラインイベント『全日本ナゾトキ団員選手権』の実施・運営や会員限定のイベント『大探索祭』や『リアル脱出ゲーム最新作のデバック公演』の実施を行っている。
脚注
注釈
- ^ 後に常設店舗である『アジトオブスクラップ』『ヒミツキチオブスクラップ』『ヒミツキチラボ』『ナゾビル』『ナゾコンプレックス』『リアル脱出ゲームセンター』が開店するきっかけとなった。
- ^ ポップバンド「ロボピッチャー」のボーカル・ギターを務めるミュージシャンでもある。
- ^ TBS リアル脱出ゲームTV 公式サイト
- ^ 最新機種であるJOYSOUND f1・JOYSOUND CROSSOシリーズに対応しているが、JOYSOUND旧機種には対応していない。料金は初級のみ無料だが中級と上級は有料となっている。利用するときは別途『うたスキ』に会員登録し、『JOYSOUNDポイント』で支払うことが条件となっている。
出典
- ^ 【インタビュー】SCRAP 加藤隆生さん(2012.4、魚々子)
- ^ 原宿ヒミツキチオブクラップ(公式サイト)
- ^ ナゾトキネマ OFFICIAL WEB SITE
- ^ 一週間ゲーム OFFICIAL WEB SITE
外部リンク
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- 株式会社SCRAP(フリーペーパー:SCRAP)
- リアル脱出ゲーム OFFICIAL WEB SITE
- Real Escape Game in the U.S.
- Real Escape Game in Singapore
- 株式会社SCRAP (@scrapmagazine) - X
- SCRAP GOODS SHOP (@SCRAP_GOODS) - X
- SCRAP公式ファンクラブ『少年探偵SCRAP団』 (@scraptanteidan) - X
- 後楽園ヒミツキチオブスクラップ (@kourakuenhimitsu) - X
- 道玄坂ヒミツキチラボ (@lab_secret) - X
- 原宿ヒミツキチオブスクラップ (@himitsu_scrap) - X
- 東京ミステリーサーカス (@T_MysteryCircus) - X
- 名古屋ヒミツキチオブスクラップ (@nazocom_nagoya) - X
- 大阪ヒミツキチオブスクラップ (@osaka_himitsu) - X
- アジトオブスクラップ札幌大通・札幌すすきの (@ajitosapporo) - X
- アジトオブスクラップ仙台 (@sendai_ajito) - X
- アジトオブスクラップ宇都宮 (@ajito_utunomiya) - X
- アジトオブスクラップつくば (@ajito_tsukuba) - X
- アジトオブスクラップ浅草 (@ajitoofasakusa) - X
- アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN (@ajito_of_scrap) - X
- アジトオブスクラップ池袋 (@ajito_ikebukuro) - X
- アジトオブスクラップ下北沢ナゾビル (@ajito_shimokita) - X
- アジトオブスクラップ横浜 (@ajito_yokohama) - X
- アジトオブスクラップ名古屋大須・名古屋矢場町 (@nagoya_ajito) - X
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