Humanoid Robotics Project
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Humanoid Robotics Project(略称: HRP)とは、東京大学の井上博允教授をリーダーとした「人間協調・共存型ロボットシステム」の研究開発のこと。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、財団法人製造科学技術センター(MSTC)を管理法人とし、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究により実施された。
研究目的は「働く人間型ロボットの実用性を示す」ことであり、2003年に最終成果機としてHRP-2が発表された。
2002年からは、基盤技術研究促進事業「実環境で働く人間型ロボット基盤技術の研究開発」が5ヵ年計画で実施されている。開発を担当するのは、川田工業・産総研・川崎重工。 成果としては、2005年に、防塵・防滴機能や滑りやすい路面などでの歩行機能、脚腕協調制御によって拡大された作業機能などを実現したHRP-3Pを発表、2006年度に最終成果機が開発される予定となっている。