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Windows Kernel-Mode Driver Framework

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Kernel-Mode Driver Framework (KMDF) は、ドライバの開発者が kernel mode 以降リリース向けのWindows 2000[n 1] デバイスドライバの作成および保守する支援をするためのツールとしてMicrosoftが開発したドライバフレームワークである。  これは、 Windows Driver Foundation含まれるフレームワークのひとつである。 現在のバージョンは1.13である。

WDMとの関係

一般的に、KMDFは Windows Driver Model向けに書かれたドライバをサポートしており、WDM上で動作する。 WDMはWindows 98の登場以来使用されているるドライバモデルであり、対してKMDFはマイクロソフトが提唱したドライバフレームワークであり、Windows 2000用とそれ以降にわたって使用されている。

一般的には、 power management や plug and play のような多くの機能がフレームワークによって処理されるので、KMDFドライバーは同等のWDMドライバと比べてあまり複雑ではなく、コードも短くなる。

KMDFは、オブジェクトベースであり、WDM上に構築される。これはWDMへオブジェクトベースの観点を提供し、そのアーキテクチャの役割のスーパーセット、WDFに従っています。機能は、さまざまなタイプのオブジェクトに含まれている。 KMDFの実装の構成は次のとおり。

関連項目

脚注

  1. ^ The original release of KMDF only supported Windows XP and Server 2003.

参考文献

外部リンク