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第二次性徴

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第二次性徴(だいにじせいちょう、Secondary sex characteristic)とは思春期以降に生じる男性女性の身体的特徴の発達のこと。※本稿では主に人体のものについて記述。

胎生期に生じる第一次性徴の次に生じる男女の体系の変化である。

生理

思春期視床下部からの性腺刺激ホルモン分泌ホルモンの増加が生じ、それによって下垂体より性腺刺激ホルモンが分泌される。これによって男性では精巣が発達し、女性では卵巣が 発達し、それぞれ精巣からはテストステロンアンドロゲンが、卵巣からはエストロゲンが分泌されて生じてくる。

発達

男性と女性では、女性の方が第二次性徴の出現は早い。また男性、女性ともに以下の順で変化が生じてくる。

男性

  • 平均10歳頃:睾丸の増大
  • 平均12歳頃:陰毛の発生
  • 平均14歳頃:腋毛、声変わり、ヒゲの発生

女性

  • 平均10歳頃:乳房の発達
  • 平均11歳頃:陰毛の発生
  • 平均13歳頃:初潮など

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