Microsoft Systems Management Server
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開発元 | マイクロソフト |
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最新版 |
2007
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対応OS | Microsoft Windows |
プラットフォーム | x86 |
種別 | システム管理 |
ライセンス | MS-EULA |
公式サイト | Microsoft Systems Management Server |
Microsoft Systems Management Server (SMS) は、Windowsベースの多数のシステム群を管理するためのマイクロソフトが開発したシステム管理ソフトウェア製品である。SMS は、遠隔制御、パッチ管理、ソフトウェアデプロイメント、ハードウェア/ソフトウェアの資産管理などを行う。オプション機能としてオペレーティングシステム (OS) の配備があり、SMS 2003 OS Deployment Feature Packを必要とする。
当初(1.x のころ)、SMSは管理の範囲を NTドメインに限定していた。その後、複数のサブネットからなるグループを管理できるようになった。SMS 2003 以降、1つまたは複数のActive Directoryで管理される範囲を管理対象にできるようにもなっている。
2.xとSMS 2003の主な違いはAdvanced Clientの導入である。Advanced Clientはより広範囲の基盤であるManagement Pointと通信する。Management Pointは最大25000のAdvanced Clientを管理可能である。
Advanced Clientが導入された背景には、ノートパソコンの管理という問題があった。企業内でノートパソコンは様々な位置からネットワークに接続可能であり、どこから接続しても企業内の同じサーバからコンテンツをダウンロードするのは問題があった。Advanced Client機能を用いると、位置が変わればそれに伴ってダウンロード元を変更でき、結果として企業内WANの回線容量を節約できる。
バージョン履歴
- 1994年 — Microsoft Systems Management Server 1.0
- 1995年 — Microsoft Systems Management Server 1.1
- 1996年 — Microsoft Systems Management Server 1.2
- 1999年 — Microsoft Systems Management Server 2.0
- 2003年 — Microsoft Systems Management Server 2003
- 2007年 — System Center Configuration Manager 2007(Systems Management Server version 4 から改称)
- 2012年 — System Center Configuration Manager 2012