SCRAMBLE
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| 『SCRAMBLE』 | ||||
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| ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | POP | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | UNIVERSAL SIGMA | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| ASKA アルバム 年表 | ||||
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『SCRAMBLE』(スクランブル)はASKAの7枚目のオリジナル・アルバム。
解説
オリジナル・アルバムとしては『SCENE III』以来、7年ぶりである[1]。
Live Blu-ray Disc 『ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』も同時発売された。
既発表曲のうち、「UNI-VERSE」と「L&R」の2曲がリミックスされ収録されている。
ASKAは、「かなりやりたかったこと、やりたいことを込めることができたアルバム」と述べている[2]。
本作はMusic Video収録のBlu-ray Discに加え、24ページのLYRICS BOOKと48ページのPICTURE BOOKが同梱された特殊パッケージ仕様である。
また、本作発売に合わせぴあ株式会社より、ASKA初のMOOK本『ぴあ&ASKA』が発行された。
収録曲
※各曲の詳細に関する部分はCHAGE and ASKA OFFICIAL MAGAZINE「TUG OF C&A」2012年10月号のセルフライナーノーツを参照。
- UNI-VERSE (Album Mix)
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:澤近泰輔
- 2008年10月1日発売のシングル。テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』エンディングテーマに起用された。
- ASKAはシングル音源のままアルバムに収録する意向であったが、スタッフからミックスをやり直したいという意見があり、リミックスに踏み切った。
- ASKA自身、とても思い入れのある楽曲であるという。
- いろんな人が歌ってきたように
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:澤近泰輔
- 本作の中で、最もASKA自身が投影された楽曲だとしている。
- 「曲を作るとき、テーマになるべくたくさんの粒を集めて、そこから何を歌っていくべきかを決めていくんですが、最終的に行き着く答えは、“愛”を大事に歌っていくことなんだと思うんです。結局、シンガーはみんなここに向かって歩いていくんだな、それを照れなく歌っていけるものなんだな……。こういう考えに気づいたシンガーのひとりでいられて良かった。」と述べている。
- 朝をありがとう
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:十川ともじ
- 「歌の中には不自由がない」とともに、2012年1月のコンサートで“新曲”として初披露された楽曲。
- どんなに楽しくても、どんなに悲しくても、時間は進んでいく。時間がいろんなことを片づけてくれるならば、毎日やってくる朝に感謝し、「朝をありがとう」という気持ちで作った楽曲だとしている。
- L&R (Album Mix)
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:ASKA
- 2009年2月25日に発売された「あなたが泣くことはない」のカップリング曲。ASKAの単独編曲[3]。
- 当時、CHAGE and ASKAの無期限活動休止が発表されてから間もない時であり、ASKAがその事についての素直な心境を楽曲にしたものである。
- 発表当初からコンサートで披露された楽曲であったため、アルバムには前に進んでいく力強さが出るようなミックスで収録した。ASKAはこのミックスがお気に入りで、ミックスダウン後は自宅でもよく聴いていたという。
- どんなことがあっても
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:澤近泰輔
- ASKAが自分に向けて作った曲。
- どんなことがあっても、どんな本当のことでも、どんな誤解でも、この人の側にいたいと思ってもらえるような“歌”。そういうものを書いてみたい……と切に思っている曲。
- SCRAMBLE
- 歌の中には不自由がない
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:ASKA・旭純
- 「ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend」開催日の2012年1月21日に、配信限定シングルとして突如発売された楽曲である。
- 今、自分たちが知り得ることはちょっとした表面的なことで、実はその裏には様々な事情が絡みながら物事が進んでいっている。自分たちはそれを知りながらも、受け止めて前に進んでいくしかないんだということが言い表された楽曲。
- あなたが泣くことはない
- 水ゆるく流れ
- 僕の来た道
- 作詞:ASKA 作曲:ASKA 編曲:澤近泰輔
- 2010年2月に開催したコンサート「ASKA 10DAYS SPECIAL グッバイ&サンキュー東京厚生年金会館 -ここにあなたの足跡を-」のアンコール時に披露された曲。その際にまだ歌詞はなく、「ラララ」のスキャットのみで歌われていて、今回満を持してアルバムに収録された。
- ASKAは、「堂々と生きていけるっていうのは、どういうことなんだろう」と考えたことがあり、人の表情と内面のバランスを考えながらも、誰かに見られているならば、「どうあっても堂々としていたい」という思いを表した楽曲となっている。ASKAはそれを「ハンサムな道」という言葉にしている。
Music Video 収録曲(Blu-ray Disc)
- UNI-VERSE
- いろんな人が歌ってきたように
- 朝をありがとう
- 歌の中には不自由がない
- あなたが泣くことはない
- 僕の来た道
ミュージシャン
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UNI-VERSE (Album Mix)
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SCRAMBLE
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脚注
- ^ 前々作『kicks』と前作『SCENE III』の間も7年あった。
- ^ 雑誌『Rolling Stone 日本版』 11月号インタビューより。
- ^ シングル発売時は編曲者のクレジットはなかった。ASKA単独編曲の作品としては、2000年発売のシングル「good time」以来、2曲目である。
- ^ CHAGE and ASKA Official Web Site | Clip Memo 2008年6月5日「メ、メキシコ!?」の項目で、「SCRAMBLE」と思われる楽曲制作の様子が書き込まれている。
外部リンク
- ASKA SCRAMBLE 特設サイト
- ぴあ ファンが選んだASKA曲BEST20 + 100Qダイジェスト
- X BRAND 人気雑誌の最新記事が読める Rolling Stone 誌日本版11月号に掲載されたインタビューのダイジェスト