コンテンツにスキップ

Advanced Message Queuing Protocol

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2013年3月20日 (水) 06:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 5 件をウィキデータ上の (d:Q379626 に転記))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Advanced Message Queuing Protocol(AMQP) は メッセージ指向ミドルウェアのオープンスタンダードなアプリケーション層プロトコルである。

AMQPの機能の定義は、メッセージ指向、キューイング、ルーティング(ポイント・ツー・ポイント,出版-購読型モデル)、信頼性、セキュリティに及ぶ。

AMQPはメッセージングプロバイダ(サーバ)とクライアントに、HTTPなどの手法と同じように異なるベンダ間で正しく相互運用できるような振る舞いを要求する。

以前にもAPIレベルでミドルウェアを標準化しようとする試みがあったが、相互運用性をもたらすことはなかった。 ただ単にAPIを定義した JMSと異なり、AMQPはワイヤレベルプロトコルである。

ワイヤレベルプロトコルとは、ネットワークを通して、オクテットストリームとして送信されるデータフォーマットの記述である。 従って、実装言語に非依存でプロトコルに従ったツール間で相互運用されているフォーマットのメッセージであれば、どんなツールでも生成・翻訳が可能である。