コンテンツにスキップ

Enterprise JavaBeans

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Addbot (会話 | 投稿記録) による 2013年3月9日 (土) 00:16個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 21 件をウィキデータ上の d:q742961 に転記)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Enterprise JavaBeans (EJB) とは、JavaBeans仕様と同様のものを、ネットワーク分散型ビジネスアプリケーションのサーバサイドで実現した仕様のこと。セキュリティ機能などを備える。SunJavaEE仕様の中でビジネスロジックをモデル化およびデータの永続化のために作成した。データベースやアプリケーションサーバーなどで実装されている。

EJBは、以下の三つに分けられる。

  • Session Bean セッションを保持し、一時的なロジックを保存するオブジェクト
  • Entity Bean 永続的なデータを保存するオブジェクト
  • Message Driven Bean 非同期処理の記述など

EJBコンテナ

EJBを管理し、動作させるための実行環境はEJBコンテナと呼ばれる。EJBコンポーネントが動作するときに利用するデータベースへのコネクションやトランザクションの管理も同時に行う。

EJBコンテナの代表例としてJBossなどが挙げられる。またJavaEEサーバーはEJBコンテナを含んでいる。

関連項目

外部リンク