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MS-DOS Shell

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MS-DOS Shell(えむえすどす しぇる)とはMS-DOSに提供されていたGUI環境である。

マウスオペレーションに対応し、後のMicrosoft Windowsに搭載されたファイルマネージャーに酷似した画面構成を持ち、GUI上からプログラムの実行、ディスク操作を行うことが出来た。
ただし、あくまでIntel 8086バイナリでの動作を前提としていたため、MS-DOS Shellから呼び出されたプログラム類はチャイルドプロセスとして動作していた。(シングルタスク)

Config.sysShell=DOSSHELL.EXEと記述することで、Command.comの替わりにシェルとすることも可能だったが、アプリケーションとして使用されることがほとんどだったものと考えられる。