Oracle Linux
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開発者 | Oracle |
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OSの系統 | Linux |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
最新安定版 | 6.2 / 2011年12月15日 |
パッケージ管理 | RPM |
プラットフォーム | i386, x86-64 |
カーネル種別 | モノリシックカーネル |
ライセンス | GPL |
ウェブサイト | www.oracle.com/jp/technologies/linux/ |
Oracle Linuxは、オラクルによるRed Hat Enterprise LinuxをベースとしたLinuxディストリビューションの一つ。
概要
CentOSと同じようにRHELから商標やロゴを抜きだし、再構築したディストリビューションで、RHELとの互換を目標としている。Oracle Unbreakable Linuxサポートプログラムにより比較的安価な価格で有償サポートを提供する。
Red Hatによる有償ディストリビューションRHELと、RHELをベースにしRHELとの互換環境を無償で実現しようとするCentOSやScientific Linuxなどのディストリビューションの間を埋める製品として、RHELと同じバージョンや操作は必要だが安価なサポートを求める企業などを対象にしている。
なお、RHELではサポートされているIA-64アーキテクチャやPowerPCアーキテクチャ向けのサポートは提供されておらず、i386やx86-64といったPCアーキテクチャ向けのみに限られている。
バージョン履歴
- Oracle Linux 6, 6.1, 6.2 [1]
- Oracle Enterprise Linux 5, 5.1, 5.2, 5.3, 5.4, 5.5, 5.6, 5.7 [2]
- Oracle Unbreakable Linux 4.5, 4.6, 4.7, 4.8, 4.9 [3]
Red Hatの反応
Oracle Enterprise LinuxはRHELと直接競合する製品で、Red Hatから多くの顧客が流れる事が危惧された[4]。 これに対しRed Hatは、OracleのEnterprise LinuxはRHELと完全な互換性がない事を発表し、Oracleに乗り換える場合の問題点を公表し対抗した[5]。