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Enterprise JavaBeans

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Enterprise JavaBeans(EJB) とは、JavaBeans仕様と同様のものを、ネットワーク分散型ビジネスアプリケーションのサーバサイドで実現した仕様のこと。セキュリティ機能などを備える。SunJ2EE仕様の中でビジネスロジックをモデル化およびデータの永続化のために作成した。データベースやアプリケーションサーバーなどで実装されている。

EJBは、以下の三つに分けられる。

  • Session Bean セッションを保持し、一時的なロジックを保存するオブジェクト
  • Entity Bean 永続的なデータを保存するオブジェクト
  • Message Driven Bean 非同期処理の記述など

関連項目

外部リンク


EJBコンテナとは、EJBを管理し、動作させるための実行環境を指す。EJBコンポーネントが動作するときに利用するデータベースへのコネクションやトランザクションの管理も同時に行う。

EJBコンテナの代表例としてJBossなどが挙げられる。またJ2EEサーバーはEJBコンテナを含んでいる。