Enterprise JavaBeans
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Enterprise JavaBeans(EJB) とは、JavaBeans仕様と同様のものを、ネットワーク分散型ビジネスアプリケーションのサーバサイドで実現した仕様のこと。セキュリティ機能などを備える。SunがJ2EE仕様の中でビジネスロジックをモデル化およびデータの永続化のために作成した。データベースやアプリケーションサーバーなどで実装されている。
EJBは、以下の三つに分けられる。
- Session Bean セッションを保持し、一時的なロジックを保存するオブジェクト
- Entity Bean 永続的なデータを保存するオブジェクト
- Message Driven Bean 非同期処理の記述など
関連項目
外部リンク
- JSR 905: Enterprise JavaBeansTM Specification Version 1.1, Errata Sheet, 5/4/2000(英語)
- JSR 19: Enterprise JavaBeansTM 2.0(英語)
- JSR 153: Enterprise JavaBeansTM 2.1(英語)
- JSR 220: Enterprise JavaBeansTM 3.0(英語)
- JSR 318: Enterprise JavaBeansTM 3.1(英語)
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EJBコンテナとは、EJBを管理し、動作させるための実行環境を指す。EJBコンポーネントが動作するときに利用するデータベースへのコネクションやトランザクションの管理も同時に行う。
EJBコンテナの代表例としてJBossなどが挙げられる。またJ2EEサーバーはEJBコンテナを含んでいる。