Reflections
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| 『Reflections』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 寺尾聰 の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | エキスプレス/東芝EMI | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| 寺尾聰 アルバム 年表 | ||||
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『Reflections』(リフレクションズ)は、1981年4月にリリースされた寺尾聰のオリジナル・アルバムである。オリコンでは160万枚を超すセールスを記録し、1981年の年間第1位に輝いた。
解説
- 東芝EMIからリリースした初めてのオリジナル・アルバムで、作曲はすべて寺尾自身による。
- 『ルビーの指環』(1981年の年間第1位)、『SHADOW CITY』(同19位)、『出航 SASURAI』(同47位)のヒット・シングルが収録されている。
- オリコンLPチャート(1989年廃止)において、史上初の週間推定売上枚数の10万枚超えを達成。さらに3週連続で週間推定売上枚数が10万枚を超えた(1981年5月11日付〜25日付)。同チャートにおいて、2週以上連続で週間推定売上枚数が10万枚を超えた作品は本作が唯一である。1982年にCDが発売される前のミリオンセールス(オリコン集計)5作品の内の1作品。
- ジャケットの写真は寺尾が「西部警察」の撮影のため多忙を極めていたため、撮影所の廊下で撮影された。煙草の火の明かりによる「LOVE」の文字が印象的だが、これは暗闇の状態でシャッターを開いてLOVEのEの文字から書いていき、Lの部分が書けたところで明かりを点けてシャッターを閉じるという技法で撮影されている。
- 同年2月にリリースされた『ルビーの指環』は10週間にわたって1位を獲得したが、このアルバムも12週間1位(8週間はシングル・アルバム同時1位)を獲得した。また寺尾は1973年の宮史郎とぴんからトリオ、1978年のピンク・レディーに続いてシングルとアルバムが同時に年間第1位という快挙を達成している。
- 1988年、1992年(音蔵シリーズ)、1997年、2000年(20世紀名盤シリーズ)、2003年(紙ジャケット仕様)にCDが再リリースされている。また、2007年にはシングル曲4曲をプラスし、デジタル・リマスタリングを施した『Reflections+4』が発売。
- 2007年には当アルバムを再録音した『Re-Cool Reflections』が発売された。
収録曲
SIDE A
- HABANA EXPRESS(4分13秒)
- 渚のカンパリ・ソーダ(4分29秒)
- 作詞:松本隆/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- 喜望峰(4分10秒)
- 作詞:松本隆/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- 二季物語(8分04秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- ルビーの指環(4分18秒)
- 作詞:松本隆/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
SIDE B
- SHADOW CITY(4分24秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- 予期せぬ出来事(4分12秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- ダイヤルM(3分46秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- 北ウィング(4分54秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
- 出航 SASURAI(4分05秒)
- 作詞:有川正沙子/作曲:寺尾聰/編曲:井上鑑
ボーナストラック
- ほんとに久しぶりだね(2分55秒)
- 作詞:ケン村田/作曲:ケン村田/編曲:ミッキー吉野
- 何処かへ(3分12秒)
- 作詞:寺尾聰/作曲:寺尾聰/編曲:ミッキー吉野
- 16の夏(4分20秒)
- 作詞:寺尾聰,田辺靖雄/作曲:寺尾聰,田辺靖雄/編曲:ミッキー吉野
- 坂道を登ると(4分14秒)
- 作詞:寺尾聰,田辺靖雄/作曲:寺尾聰,田辺靖雄/編曲:鈴木茂
ボーナストラックはReflections+4にのみ収録。