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Microsoft Windows SDK

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Windows SDK
開発元 Microsoft
最新版
7.1 / 2010年5月19日
対応OS Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7(最新版の場合)
プラットフォーム x86/x86-64/IA-64
公式サイト Windows SDK - MSDN Developer Center
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Microsoft Windows SDKマイクロソフト ウィンドウズ エスディーケー)とは、Microsoft Windowsで動作するアプリケーションソフトウェアを作成するためにマイクロソフトが無料で公開しているソフトウェア開発キット (SDK)である。Windows APIを利用するために必要なヘッダファイルライブラリツール、サンプルを含んでいる。

Windows Vistaリリース前はMicrosoft Platform SDKという名称であったが、Platform SDKと.NET Framework SDKを統合し、Windows SDKとなった。

64ビット対応

Platform SDKには、x86-64IA-64コードを出力するVisual C++コンパイラがそれぞれ含まれている。コマンドプロンプトから使用するほか、Visual C++ 2010 Express Editionと併せて用いることも可能である。

Visual C++ 2005が公開されるまで、Platform SDKが64ビット用Visual C++コンパイラを入手する唯一の手段であった。また、標準ライブラリの64ビット版も付属し、Visual C++ 6付属ライブラリのIA-64版は2003年2月に公開された版から、x64版はWindows Server 2003に対応したPlatform SDKの版から付属している。なお、両者共にマイクロソフトへ連絡するとVisual C++ .NET 2003付属ライブラリの64ビット版を取り寄せることができる。

DirectShow

2005年4月、DirectShowがDirectX SDKからPlatform SDKへ移管された。そのときからDirectShowのサンプルもPlatform SDKに収録されているが、これをビルドするにはDirectX SDKが必要である。

その他

  • 日本語版はバージョン6.2.6000が提供されていた[1]が、現在は削除されている。
  • Visual C++ 6.0に対応した最後のPlatform SDKは2003年2月のリリースである[2]。現在はダウンロードでは提供されておらず、CDの注文が必要である[3]

関連項目

脚注

外部リンク

    • バージョン6.1 (6.0.6001.18000.367) for Windows Server 2008 and .NET Framework 3.5