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Open Scripture Information Standard

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Open Scripture Information Standard (OSIS) は、XMLのサブセット(schema)で、新旧約聖書、神学的な注解書、その他関係する文学作品のタグmarking upを定義します。

OSISスキーマは、American Bible SocietySociety of Biblical Literatureらが加盟する合同委員会であるThe Bible Technologies Groupによって開発されました。United Bible SocietiesSummer Institute of Linguisticsなどの国内の様々な聖書協会及びボランティアの専門家の方々も参加しています。2006中期、バージョン2.1.1時点において、幹部は、Steven DeRose (代表)、 Kees DeBlois (副代表)とPatrick Durusau (編集)で構成されています。

当スキーマは、Text Encoding Initiativeに類似している一方、よりシンプルな構造(不要な構成を排除するなどにより)になっており、遥かに細部に渡るメタデータと書章節及び節中の具体的な箇所を識別するため公式聖典参照システムを追加しています。

メタデータは、作品自体の"作品表明"を包括し、それぞれの作品を参照します。(原文: The metadata includes a "work declaration" for the work itself, and for each work it references. )

作品表明は、Dublin Core基準に則った基本的目録を提供し、作品にローカルな短い名前(XML namespace宣言に類似する)を割り当てます。

OSISは、overlapping markupの符号化に注目しています。何故なら、聖書は、 そのようなマークアップを頻繁に示すからです。例えば、節が段落境界を横断しているやその逆の場合などです。OSISスキーマは、XMLにおいて重複を符号化するための手段を紹介しました。この手段は、Trojan milestonesや"Clix"として知られています。Extreme MarkupとBalisage Conferencesについては、以下の文章を参照してください。

参照文献

外部リンク