コンテンツにスキップ

Extended Graphics Array

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。64.40.107.214 (会話) による 2005年8月15日 (月) 13:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (template)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Extended Graphics Array (XGA) は、1990年にIBM社が販売したグラフィックアダプタの規格である。

VGA8514/Aの後継規格に相当し、双方との上位互換性を有し、1024x768で256色の表示をサポートし、I/Oアドレスからレジスタ定義までがっちりと明文化され、主にCADで使用される各種アクセラレーション機能を搭載していた。

1992年には、1024x768で65535色をサポートしたXGA2も販売されたが、安価で、規格があまり明文化されていないため、一般にはアクセラレーション機能が利用不可能ではあるものの、VESA準拠BIOSを搭載し、多彩な表示モードを持つウィンドウアクセラレータの流通を前に多く普及すること無く消えていった。

1024×768という解像度はもともとIBM社の独自規格である8514/Aで色数などともに制定されたものだった。その後、ビデオ周辺機器に関する業界標準化団体であるVESAが標準的な画面解像度のひとつとして1024×768を指定した。

Template:画面解像度