Bootstrap Protocol
表示
TCP/IP群 |
---|
アプリケーション層 |
|
トランスポート層 |
カテゴリ |
インターネット層 |
カテゴリ |
リンク層 |
カテゴリ |
BOOTP(Bootstrap Protocol)は、ネットワークに接続されたクライアントが、IPアドレスやホスト名、サブネットマスク等を自動的に取得するためのプロトコルである。RFC 951で定義された。主に、オペレーティングシステムがブートする際に用いられる。
現在ではDHCPがBOOTPの上位互換プロトコルとなっており、BOOTPは徐々に使用されなくなってきている。
概要
前もってBOOTPサーバ側では、MACアドレスとIPアドレス・ホスト名の対応表を用意しておく。ネットワークに接続された機器は自らのMACアドレスをブロードキャストし、これを受け取ったBOOTPサーバが、対応表に従ってIPアドレスを配布する。DHCPのような動的なIPアドレスの配布は行えない。
関連項目
- RFC 951 - BOOTSTRAP PROTOCOL (BOOTP)
- Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP)
- Preboot Execution Environment (PXE)