VERITAS File System
VERITAS File System（VxFS）は、VERITAS社の開発した最初の商用ジャーナルファイルシステムであり、エクステント（ファイルのプリアロケーション機能）を採用したファイルシステムである。OEM供給されることが多く、VxFS は HP-UXオペレーティングシステムの主要ファイルシステムとして使われている（ただし、HP-UX はそれを JFS と呼んでいる）。他にもAIX、Linux、Solaris、UnixWareなどでサポートされている。VxFSは、本来AT&TのUNIX Systems Laboratoriesのために開発された。VxFSは VERITAS Foundation Suite の一部としてパッケージ化されている（他にVERITAS Volume Managerを含む）。
VxFS のディスク上のレイアウトにはバージョンがあり、ファイルシステムがマウントされた状態でアップグレード可能である。
バージョン5 のVxFSのディスク上のレイアウトは最大 32TB までのファイルシステムをサポートしている。個々のファイルは最大 2TB までである。バージョン5は VxFS 3.5 で導入された。
バージョン6 のディスク上のレイアウトはファイルシステムもファイルも最大 8EB までサポートしている。バージョン6 では、複数ボリュームでの named streams/resource forks、ファイル変更ログ もサポートしている。バージョン6 は VxFS 4.0 で導入された。
関連項目
- ZFS、サン・マイクロシステムズ製のより高性能なファイルシステム