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XMLGUI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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XMLGUI はアクションという考え方を使って、XML でアプリケーションのユーザインターフェイスを設計するための KDE フレームワークである。

「ファイルを開く」や「アプリケーションを閉じる」など KDE フレームワークによってプログラマのために定義されたいくつかのアクションとともに、アプリケーションが実装できる多様なアクションをこのフレームワークでプログラマが設計する。個々のアクションはアイコン、説明テキストやツールチップを含む多様なデータに関連付けることができる。

この設計の興味深い部分はプログラマがアクションをメニューやツールバーに追加しないということである。代わりに、プログラマは XML ファイルを与える。このファイルにメニューバーやツールバーのレイアウトを記述する。このシステムを使うと、問題となるプログラムのソースコードに触れることなくアプリケーションのユーザインタフェースをユーザが再設計できる。

更に、KPart の GUI をアプリケーションの GUI に統合できるので、XMLGUI は KDE の KParts コンポーネントプログラミングインターフェイスに役立つ。Konqueror ファイルマネージャはこの特徴の規範的な例である。

他のプロジェクト

この名前はやや一般的なものである。Beryl は以前 xmlgui と名付けられており、他にも 同じプロジェクト名の XML 指向の GUI ライブラリが多数存在する。

LiveUI というコードネームのプロジェクトは KDE 4 に対して現在開発中である。これが XMLGUI の後継となることになっている。

関連項目

外部リンク