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Extensible Authentication Protocol

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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EAPとは、

  1. EAP(エンプロイー・アシスタンス・プログラム)は、メンタル面から社員支援を支援するプログラム。近年増えてきた職場の複雑な人間関係などによる抑鬱を回避させるために企業が外部団体と契約して社員の心の健康をサポートするシステムである。
  2. EAP(いーえーぴーPPP拡張認証プロトコルPPP Extensible Authentication Protocol)はPPP用の認証プロトコルの一つであり、各種の拡張認証方式を利用するための手続きをまとめたものである。実際に利用する認証方式についてはきわめて多岐に渡り、各メーカーによる独自拡張も許されている。


代表的な認証方式

EAP-MD5
ユーザー名とパスワードによる認証だが、平文を流さないためにMD5ハッシュを用いる。クライアント側のみ認証される。
EAP-TLS(Transport Layer Security)
サーバ、クライアント双方に電子証明書を準備し、これによって認証を行う。
EAP-TTLS(Tunneled TLS)
サーバ側にのみ電子証明書を準備してサーバの認証を行った後に、TLSによる暗号化通信路を用いてクライアントを認証する。
EAP-PEAP(Protected EAP)
サーバ側にのみ電子証明書を準備してサーバの認証を行った後に、TLSによる暗号化通信路を用いてさらにEAP通信を行い、クライアントを認証する。

利用例

EAPはLANにおけるユーザー認証の規格であるIEEE802.1xに採用されている。 特に無線LANにおいては、電波を通信媒体としている為に無断利用が問題視されており、この解決方法として有力視される。

外部リンク