Computer Based Testing
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Computer Based Testing(CBT) とは試験における行程を全てコンピュータ上で行う事、およびそれを行うサービスの事である。
概要
CBTは受験者はコンピュータに向かいディスプレイに表示される問題に対してマウスやキーボードを用いて問題に解答していく形式のテストである。現在では、アメリカの医師国家試験やイギリスの運転免許試験のような公的の試験の他、CCNAのようなベンダー資格などさまざまな分野で応用されている。
従来のテストに比べて受講者は決められた場所や日時に合わせる必要があるのに対しCBTの場合は場所や日時を自由に選択することが可能となる。また問題制作者側にしても紙による印刷の手間や答案を回収する手間を軽減させることができる、問題は文章に限らず動画、音声を使用した問題を作成できるなどの利点がある。
歴史的には 1986年にETS(Educational Testing Service)による大学生の能力別クラス編成用のテストに於いて使用された事例が最初とされている[1]。
CBTの形態の多くはコンピュータネットワークを利用した検定試験や資格試験であり、特にそれらの事に限定したCBTを意味するNBT (Network Based Testing)、IBT(Internet Based Testing)、WBT(Web Based Testing)といった用語も存在する。
関連項目
- Computer Based Training - 略語は同じCBTだが意味が異なる。