Modified frequency modulation
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Modified Frequency Modulation (修正周波数変調 MFM) は、主に倍密度フロッピーディスクでのデータ記録に用いられている方式である。
記録された情報の中に信号を判定するクロックパルスを付加した方法で、単密度フロッピーディスクで用いられているFM方式は、データ、クロックが相互に記録されている。この方式では、記録密度の1/2しか利用できないため、「1」のときはそのまま、「0」が連続する時は2bit目からクロックパルスとして「1」を付加する。
- 例
- 「00110110」をFM MFMでそれぞれエンコードした場合以下のように変調される。
- FM 「1010111110111110」
- MFM 「010110110」
ごく初期のハードディスク(ST-506等)でも用いられたが、RLL(Run Length Limited encoding)の開発と共に使われなくなった。
今世紀に入ってからは、1.44MのFDDでのみ使用されている。