加藤貞顕
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加藤 貞顕(かとう さだあき、1973年 - )は、日本の編集者、実業家。note株式会社代表取締役CEO。(2020年4月7日 株式会社ピースオブケイクより社名変更)
略歴
[編集]新潟県新潟市生まれ。1997年、横浜市立大学商学部経済学科卒業。2000年、大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了[1]。同年、アスキーに入社し雑誌編集を担当、2005年にダイヤモンド社に入社し、単行本の編集や電子書籍の開発などに携わる[1][2]。
『英語耳』(松澤喜好)、『投資信託にだまされるな!』(竹川美奈子)、『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』(藤沢数希)、『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』(吉本佳生)、累計発行部数は280万部を記録した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海)、『マイ・ドリーム バラク・オバマ自伝』(バラク・オバマ)、『評価経済社会』(岡田斗司夫)など、ベストセラーを多数手がける[1]。
2011年株式会社ピースオブケイクを設立[1]。『ゼロ』(堀江貴文)、『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』(川上量生)などを担当編集しつつ、2012年コンテンツ配信サイト・cakes(ケイクス)をリリース、2014年クリエイターとユーザーをつなぐウェブサービス・note(ノート)をリリース[3]。
エピソード
[編集]- 大学院で経済学を専攻していたが、当時はLinuxばかりいじっていた[4]。本が好きということもあって、コンピュータとテクノロジが融合したような分野で本を出していたアスキーという出版社に就職した[4]。
- 2010年、KindleやiPadが発売される前に『もしドラ』を電子書籍化し発売。当時App Storeで売り上げ総合1位を獲得した[3]。
- 将棋を愛好しており、2013年、第71期名人戦・第1局の観戦記を執筆した[5]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “加藤貞顕”. DOTPLACE. 2024年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月23日閲覧。
- ^ 加藤貞顕. “加藤貞顕”. cakes(ケイクス). 2021年2月23日閲覧。
- ^ a b “【INTERVIEWS】vol.5 ピースオブケイク 代表取締役CEO 加藤 貞顕さん(前編)”. 株式会社LIG. 2021年2月23日閲覧。
- ^ a b “「note」誕生秘話。編集者・加藤貞顕CEOが考えたこと”. STARTUPS JOURNAL (2018年9月12日). 2025年11月6日閲覧。
- ^ 梅田望夫. “vol.1 将棋が好きすぎてしかたがない二人が、将棋を観ることについて語る。 | 「観る」将棋の楽しみかた――梅田望夫×加藤貞顕 将棋対談 | 梅田望夫”. cakes(ケイクス). 2021年2月23日閲覧。