PHYSINT
| ジャンル | エスピオナージアクション ステルスゲーム |
|---|---|
| 開発元 | コジマプロダクション |
| 販売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| プロデューサー | 小島秀夫 |
| ディレクター | 小島秀夫 |
| デザイナー | 小島秀夫 |
| シナリオ | 小島秀夫 |
| 美術 | 新川洋司 |
『PHYSINT(仮)』(フィジント)は、コジマプロダクションが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売予定のビデオゲームである。
概要
企画・監督・プロデュース・ゲームデザイン・脚本などを小島秀夫が務める。
コジマプロダクションにとっては『DEATH STRANDING』『OD』に続く、3作目のオリジナルIPとなる[1]。
本作のジャンルは、小島の代表作の一つである『メタルギアシリーズ』と同じ、スパイ活動や諜報活動をテーマとする「アクション・エスピオナージ・ゲーム」であり、小島はこれを「新世代」のものと位置付けている。
なお、小島自身は「メタルギアは作りません」と明言しており、本作が全く異なる作品であることを強調。自身のラジオ番組では「(既存のジャンルの中で)新しいことをします」と述べ、『メタルギアだと思ってプレイすると裏切られる』といった趣旨の発言もしており、あくまで独立した新しい体験を提供する作品であることを示唆している[2]。
プロジェクト立ち上げの経緯
コジマプロダクション設立後、小島秀夫は「新しいことに挑戦する」という理念のもと、『DEATH STRANDING』シリーズを開発し、批評的・商業的に成功を収めた。さらに新規IPとして『OD』の開発も進める一方、独立後の約10年間、世界中のファンから『メタルギア』『ZONE OF THE ENDERS』『P.T.』『ポリスノーツ』『ボクらの太陽』『スナッチャー』などの、小島がコナミ在籍時に手がけた作品の新作を望む声も絶えず寄せられていた[3][4]。
プロジェクト立ち上げの直接的な契機となったのは、小島自身の個人的な体験であった。2020年、新型コロナウイルス感染症のパンデミック下で大病を患い、手術を経験。遺書を準備するほど死を身近に感じ、ゲーム制作の続行は困難だと感じるほど心身ともに衰弱したという[4]。
この経験を通じて人生の有限性を再認識した小島は、「ユーザーがそこまで望むなら。」と自身の過去作を愛するファンの声にも応えることを決断した。その結果、当時構想していた他の企画の優先順位を変更し、自身の原点である「アクション・エスピオナージ・ゲーム」として本作『PHYSINT』の開発に着手するに至った[4]。
キャスト
開発
- 2024年
- 2月1日 - 「State of Play」にて発表[6]。DEATH STRANDING 2の発売後、本格的な開発が開始されることが明らかになった[7]。
- 2025年
脚注
- ^ “KOJIMA PRODUCTIONS “アクション・エスピオナージ・ゲーム”の制作を発表 | Kojima Productions”. www.kojimaproductions.jp. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 公式 TBS Podcast (2024-11-27), ep.9「小島秀夫流 ゲームの作り方」 2025年9月19日閲覧。
- ^ “#10 小島秀夫監督×TGAスペシャル”. open.spotify.com. 2025年9月19日閲覧。
- ^ a b c KOJIMA PRODUCTIONS (2024-02-09), HideoTube (ヒデチュー):特別版 (with Eng. +🇫🇷🇮🇹🇧🇷🇵🇹🇪🇸 🇩🇪subtitles) 2025年7月21日閲覧。
- ^ a b c はくまいさん (2025年9月23日). “小島秀夫監督の新たな“エスピオナージ”アクションゲーム『PHYSINT』主人公が描かれたポスターアートが公開。浜辺美波さん、チャーリー・フレイザーさん、マ・ドンソクさんが出演することも明らかに”. 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない?. 2025年9月23日閲覧。
- ^ PlayStation Japan (2024-01-31), State of Play | 2.1.2024 [日本語 - JAPANESE] 2025年7月21日閲覧。
- ^ https://www.kojimaproductions.jp/ja/PHYSINT-announcement
- ^ (日本語) KOJIMA PRODUCTIONS 10周年記念イベント「Beyond The Strand」配信 | Supported by IGN [日本語-Japanese ] 2025年9月23日閲覧。