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Visual Studio Code

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Visual Studio Code
Visual Studio Code running on Windows 7, with "Search" function activated
開発元 マイクロソフト
初版 2015年4月29日 (10年前) (2015-04-29)
最新版
0.10.11 / 2016年3月15日 (9年前) (2016-03-15)
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Windows 7 or later, OS X 10.8 or later, Linux
プラットフォーム IA-32, x64
対応言語 英語
サポート状況 Public preview
種別 ソースコードエディタ, デバッガ
ライセンス MIT License[1][2]
公式サイト code.visualstudio.com ウィキデータを編集
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Visual Studio Codeオープンソースソースコードエディタである。マイクロソフトにより開発され、Windows, Linux, OS X 上で動作する。[3] デバッグgitクライアントの統合、シンタックスハイライトインテリセンススニペットリファクタリングなどの機能を持つ。カスタマイズもでき、利用者はエディタのテーマキーボードショートカット等を変更できる。

Visual Studio Code は Electron[4] フレームワークを使用しており、Node.jsを使ったBlinkで描画されるデスクトップアプリケーションである。なお、Electron を使用したテキストエディタとして Atom が有名であるが、そこからの派生ではなく、Visual Studio Online のエディタ (コードネーム "Monaco") が基になっている[5]。また、Visual Studioとは名称に共通点があり、使われている技術にも共有されている部分があるものの、直接的な派生関係は無い[6]

歴史

Visual Studio Code は、マイクロソフトの開発者会議 Build 2015 (2015-04-29) にて公開され、プレビュー版がリリースされた。[7]

2015-11-18、Visual Studio Code は MIT License でリリースされ、そのソースコードGitHub に移管された。その際、拡張機能のサポートも追加された。[1]

機能

Visual Studio Code のソースコードエディタの機能は、プログラミング言語ごとにサポートの有無が異なっており、その一覧を以下に示す。プラグインによって他の言語もサポートできる。[8]

プログラミング言語ごとのサポートする機能[8]
機能 プログラミング言語
シンタックスハイライト バッチファイル, C++, Clojure, CoffeeScript, Docker, F#, Go, Jade[9], Java, Handlebars, INIファイル, Lua, Makefile, Objective-C, Perl, PowerShell, Python, R, Razor, Ruby, Rust, SQL, Visual Basic, XML
スニペット Groovy, Markdown, PHP, Swift
インテリセンス CSS, HTML, JavaScript, JSON, LESS, Sass
リファクタリング C#, TypeScript
デバッグ

機能の多くはメニューユーザーインタフェースをからではなく、設定ファイルやコマンド・パレットから使用する。

また、テキストエディタの基本的な機能として、文書の保存時にコードページを変更したり、改行コードを統一することもできる。

脚注