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Internet Control Message Protocol for IPv6

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Internet Control Message Protocol for IPv6IPv6で用いられるICMPプロトコルである。 IPv6ではICMPv6の枠組みを利用して、アドレス解決やアドレス重複検出などにも利用し、type番号もICMP(IPv4)のものとは違う番号が定義し直されているので、IPv4のICMPとは異なる新しいプロトコルとして定義されている。 プロトコル番号は58。 RFC 2463で規定されている。

パケットフォーマット

パケットフォーマット自体はICMPと同一。

type

通知の種類が入る。 エラー通知は127以下、そうでないものは128以上の値が定義される。

code

type毎に定義された値が入る。

エラー通知

ICMPと同様にパケット配送中に発生したエラーを通知する。

近隣探索

IPv6ではIPアドレスからMACアドレスを取得するために、IPv4のARPのような新しいプロトコルを定義するのではなく、ICMPv6の枠組みを用いてアドレス解決を行う。

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アドレス重複検出

ノード情報問い合わせ